WORKS #102
傾斜崖地の利点である空の近い開放的な眺望と、その恩恵を積極的に取り入れた広大なルーフテラスをリビングルームとシームレスに配置したアウターリビングとすることで、都会の喧騒と一線画したプライバシーを確保した住まいを提供しました。
エントランスまでのアプローチは、崖状に高低差を感じさせることのないようエントランスまで内外を繋ぐ緩衝帯として、更には防犯対策の上で閉鎖的な小路状の導入路とした。
居宅内部は三層構成となるが、各階がフロア毎のブロックとなるのを避けることや開放性を持たせることを目的として三層を貫く螺旋階段を設け、フロアを跨いでの距離感を極力近づけられるよう計画しました。
- 所在地
- 東京都品川区
- 構 造
- 木・鉄筋コンクリート造 地下1階付2階建
- 間 取
- 3SLDK